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緊急オペだ。楽天・松井裕樹投手(19)が14日、沖縄・金武町での2次キャンプでブルペン入りし、12日の紅白戦で審判団に指摘された2段モーションの修正に着手した。先発ローテ&クローザー候補の2年目左腕は、急ピッチでフォームを改良する。
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さえない表情で、何度も首をかしげた。球には威力がなく、すっきりしない。ブルペンでの松井裕の険しい顔が、課題の大きさを物語っていた。
「今までのフォームの方が明らかにボールがいく。新しいフォームで、いかにその感覚に近づけて、力のある球がいくか。まだしっくりきていないです」
2次キャンプ初日のブルペンで70球の投球。すべてを、ノーワインドアップから投じた。昨季、116投球回で75四死球と制球難に苦しんだ。反省から制球力を高め、球威を増そうと、「タメと間」を生む新フォーム習得に取り組んでいたが、八回から登板した12日の紅白戦で、審判団に反則の2段モーションを指摘された。その緊急改良を図るためだった。
セットポジションのフォームは問題ないが、ブルペンでノーワインドアップを観察した木内審判員は「上げた右足を止めて、1度下げてからまた上がるように見える。これが2段モーションと見なされます」と指摘。動きを止めずに一連の流れの中で投球しなければ、反則投球(ボーク)と判定されてしまう。
大久保監督からは先発ローテ候補と同時に、クローザーとしても期待されているだけに、課題の克服が急がれる。 (山田結軌)
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