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(練習試合、日本ハム3-1阪神、11日、名護)阪神は初の対外試合となった日本ハム戦に1対3で敗退した。
視察した坂井オーナーは若手の底上げを今キャンプのテーマにしていただけに「この試合では期待から外れている」と厳しい言葉を残し、球場を後にした。和田監督は「真っ直ぐを打たんと。オーナーだけではなく、ファンも力弱さを感じてしまう」と話した。
キャンプ日程へ
今年もコイ打線を引っ張るのは、菊池涼介内野手(24)の規格外プレーだ。10日、今季初実戦となる宮崎・日南キャンプの紅白戦から、グラウンドを駆け回った。
まずは守備で魅せた。いきなり紅組1番・鈴木誠のセンターへ抜けそうな当たりを驚異的な守備範囲で二塁ベース後方で追いつき、天福球場に詰めかけたファンを沸かせた。直後の打席ではバットと足を全開。紅組先発・戸田の見逃せばボールとなる高めストレートを上から思い切りたたいた。「岩鬼並みの悪球打ちだったでしょ。それくらいうまくたたけた」。漫画「ドカベン」のキャラクターを引き合いに出し、得意げに振り返った打球はセンターの頭上を襲う三塁打。さっそうとダイヤモンドを駆けた韋駄天(いだてん)は、中継プレーが乱れる間に一気に本塁へ。「抜けた時点で三塁はいけると思った。(ミスにつけ込む走塁の)事前の準備はできている」。走塁に対する高い意識で、自軍に勢いをもたらした。菊池が作った流れに乗るように連続適時打が出るなどして、白組はこの回一気に3得点。殊勲の背番号33もベンチでにんまりだった。
昨季は打撃3部門で自己最高成績を記録。2年連続で二塁でのゴールデングラブ賞も受賞し、地位を確立した。「ここまで自分のペースでできている。状態は見てもらえれば分かる通り、悪くない」。疲労がたまる第2クールも、大好きな浜田省吾の「終わりなき疾走」を聞いて疲労回復。今季もコイの元気印が、漫画のようなプレーとグラウンド狭しと疾走する姿で盛り上げそうだ。【前原淳】
阪神和田豊監督が今日11日の日本ハム戦(名護)へ向け、先発金田に「大谷封じ」指令。
「(金田は)キャラ的には地味なタイプだけど、球は一番目立っていた。大谷? そういう打者を打ち取っていかないと」。
DeNA春季キャンプ(10日、宜野湾)D1位の山崎康(亜大)がシート打撃に初登板。打者7人を安打性1本に抑えた。緊張から得意のナックルボールを投げられなかったが、最速144キロの直球は伸びがあり変化球も決まった。「後半は自分の投球ができた」と納得の表情。中畑監督は「追い込んでから変化球で勝負できる投手。いいものを見せてもらった」と笑顔だった。
キャンプ日程へ
ボクシングで史上初めて日本王座を5階級制覇した湯場忠志(38)=都城レオスポーツ=の引退式典が10日、東京・後楽園ホールで行われ「まだまだボクシング人生は終わらないと思う。これからは選手育成や競技の良さを伝えていきたい」と涙ぐみながらあいさつした。
宮崎県出身の湯場はライト級からミドル級までの5階級を制覇した。1996年のデビューから昨年12月の最終試合まで、通算戦績は58戦46勝(33KO)10敗2分け。