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J2C大阪のFWディエゴ・フォルラン(35)が、構想外から一転、レギュラー当確のお墨付きを得た。6日、本州最南端の街・和歌山県串本町での1次合宿を打ち上げた。真冬とは思えない気温26度の中で行われた実戦形式の練習では、主力組の1トップ。アウトゥオリ監督は「彼の高い技術を生かすことを考えている。力強いチームとしてJ1に復帰する」と説明。今季は、エースとして起用する方針を示唆した。
昨季終盤はベンチ外となり精神的にも腐った。クラブ側は放出しようとしたが、移籍先が見つからず半年限定で残留。来日したのも始動から約2週間が経過した今月1日だった。やる気があるのか? そんな声も聞こえてきそうな状況だったが、ふたを開ければ今季のフォルランは仕上がり良好。この日は取材拒否の姿勢を貫いたが、白沢通訳は「今年は(状態が)かなりいいようです。食事会場でもみんなと積極的に話し合っている」と明かした。
定位置を争う新加入の元日本代表FW玉田は、共存する形でこの日は3トップの右へ。玉田は「外国人選手だけでなくライバルは他にもいる」。J2最強の攻撃陣を擁し、1年でJ1に舞い戻る。【益子浩一】