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巨人春季キャンプ(6日、宮崎)通算400勝投手の金田正一氏が視察に訪れ、ブルペンで投手陣に積極的にアドバイスを送った。杉内には「腕に力を入れたらいけない。リストが効かなくなる」と助言を送った。133球を投げた杉内は「力の入れ方、抜き方。そういう話です」と感謝した。
金田氏の目に留まったのは新人の戸根(日大)。「面白い(存在)。腕を(しっかり)振るから、打者は打ちづらいと思う」と褒め、戸根は「金田さんのような真っすぐを目指して頑張りたい」と言った。(共同)
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広島春季キャンプ(6日、日南)キャンプ休日。緒方監督は、10日の紅白戦ではD1位・野間(中部学院大)を「実戦で打席に多く立たせたい」とし、「1番・右翼」で起用すると明かした。野間はこの日、D6位・飯田(JR東日本)と地元に伝わる弓術の四半的で対決。約8・2メートル先の的を狙って勝利し、「意外と当たらないのでびっくり。楽しかった」と目を輝かせた。
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日本ハム・大谷翔平投手(20)が6日、沖縄・名護キャンプでの紅白戦で4番デビューした。紅組の「4番・指名打者」で先発出場し、1四球で1打数無安打ながら第2打席で左中間に大飛球を放ち、順調な仕上がりをアピール。視察に訪れた侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)は欧州選抜戦(3月10、11日=東京ドーム)で二刀流として期待するが、3・27開幕に向けて日本ハム側との“綱引き”が勃発した。
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新外国人を押しのけて4番に座った大谷が、風格すら漂わせた。一回にフルカウントから内角低めの直球をきっちり見送る。いつもは辛口の栗山監督の顔も思わずほころんだ。「際どいボールをちゃんとみていたね。当たり前だよね、4番を打っているんだから」。
中田と陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の実戦免除で巡ってきた「4番・指名打者」の座。プロ初の4番にも大谷は初球から集中していた。
四回の第2打席は新垣の外角直球を左中間フェンス際へ大飛球(中飛)。「外寄りの比較的甘い球。先っぽだった」と振り返るが、3年目のパワーアップを証明した。実際、試合前のフリー打撃では無風の中、41スイングで11本の柵越え。視察した侍ジャパンの小久保監督を「一段と飛距離が伸びているね」とうならせた。
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午前中にはブルペンでスライダー、カーブ、フォークを交えて35球を投げて二刀流メニューをこなした。小久保監督は「バランスよく投げていた」と評し、3月の欧州選抜との強化試合に「(投打)どちらでも代表入りに値する」と絶賛した。ただ、大谷の秀でた能力が悩みの種になりつつある。
球団側も要請があれば、快く送り出す方針だが、大谷が開幕投手の大本命であることがネック。「開幕から2週間前の大事な時期。逆算した調整を変えるわけにはいかない」と栗山監督。両監督はこの日も話し合ったが、簡単に答えは出なかった。投手かそれとも野手としての招集か。二刀流男を巡る綱引きが続きそうだ。 (石川加奈子)
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阪神2軍春季キャンプ(6日、安芸)左胸鎖関節の炎症のため調整が遅れていた阪神のドラフト1位・横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島=が入団後、初めてブルペン入り。ブルペン捕手を立たせたまま、真っすぐを34球を投げた。悔しい思いを重ねていたドラ1左腕が確かな一歩を踏み出した。
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澄ました顔の裏には、悔しさも、ようやく投げられるワクワク感も隠されていた。捕手を立たせたままではあったが、ドラ1左腕・横山がブルペンで躍動。マウンドで投げられる喜びをかみしめた。
「もちろん、まだ先のためですけど、このブルペンのため、治療に専念してきたので楽しかったです。最初にしてはボチボチかなと思います」
ブルペンに入ったのは、ほとんどの投手が投球を終えた後。そのため多くのスタッフに見守られながら、「5、6割」の力で直球のみ34球を投げた。鳴り響くミットの音が心地よかった。久保2軍投手チーフコーチは「(フォームが)理にかなってる。バランスがいいし、十分、戦力になりますよ」とその素質の高さを認めた。
昨年11月に21歳以下の日本代表として、台湾で開催された21UW杯に出場。3試合に登板し、20奪三振の快投を演じた。虎党の期待も高まったが、このときの疲労蓄積に泣かされた。11月16日の決勝・台湾戦を最後にマウンドに立てず。今年1月8日には「左胸鎖関節の炎症」と診断された。
新人合同自主トレでもボールを触れず、体幹や下半身トレなどの繰り返しが続いた。「他の投手のことは気にしてました」。1軍・宜野座キャンプで頑張るD2位・石崎らに電話もかけ、1軍投手の情報も手に入れた。「早く能見さんを間近で見てみたいなと思いました」。
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プロ入り後は疲労回復のため、アミノ酸入りのサプリを導入。朝昼晩と欠かさず口にした。関節をいたわり、コラーゲンやヒアルロン酸入りのサプリも飲んだ。やれることはすべてやる。覚悟の表れだった。
「出遅れているのは自覚してますし、焦らないんですけど。実戦に向かって気持ちを合わせていければ」
7日もブルペン入りする予定。順調にいけば、今月末にも実戦登板の予定。一歩一歩、少しずつだが、ドラ1左腕が輝きを取り戻しつつある。 (山口大輝)
横山の初ブルペン入りを聞いた阪神・中西投手コーチ「慌てさせることはない。よくなっていると聞いている」
★捕手も好感触
横山の投球を最初に受けた吉田2軍バッテリーコーチは「きれいなスピンの効いた真っすぐだった。ビシッとリリースするタイプじゃないかな」と好感触。後を継いだ本田ブルペン捕手も「キレのある、いいボールやった。でもまだ序の口やろ」と今後に期待した。
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