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<練習試合:中日4-9韓国・サムスン>◇14日◇沖縄・北谷
中日のキャンプ初実戦の開幕投手を任された7年目伊藤準規投手(24)は2回2安打2失点だった。1回先頭に四球を与えてから失点。2イニング目は3者凡退で抑えたが、納得できずに降板後はブルペンにこもって投げ込んだ。
球団によると宿舎に届いたチョコレートは120個でトップ(既婚者を除く)。うれしいはずのバレンタインデーだが「すみません」と唇をかんだ。甘くはなかった。
開幕投手最有力の阪神ランディ・メッセンジャー投手(33)が「沢村賞」狙いを豪語した。昨年は最多勝と奪三振で2冠の剛腕が、まだまだ上を目指す。初実戦となる15日紅白戦を前に14日、「もちろん先発でやる以上、狙いたいと思います。いただけることは光栄なことなので。それに向かって頑張りたい」と力強く宣言した。
そのシーズン、日本球界で最も優秀な投手に贈られる栄冠だ。獲得すれば、64年阪神バッキー以来、外国人では2人目の快挙となる。「昨年の防御率、三振、勝ち星も超えていきたい」と、14年のメッセンジャー自身をライバルに設定した。
実戦初登板の紅白戦は1イニングを予定している。来日6年目。オーバーウエートを心配する声もあるが「しっかりファンのために、投げられるよということを見せたい」と問題ないと訴えた。この日もサブグラウンドで1人黙々とランニングに励むなど、仕上がりは順調。あとはマウンドに上がるだけだ。
紅白戦には開幕投手を争う4本柱が出そろう。「もちろんそこ(開幕投手)を狙うよ。チャレンジしてくる投手にもドンと来い、だからね」。開幕投手奪取を宣言した藤浪に対しても「僕がこの国を去るまでは待っていなさい」と「永久開幕投手」として立ちはだかるつもり。198センチの大男が待ちかまえる。【宮崎えり子】
緊急オペだ。楽天・松井裕樹投手(19)が14日、沖縄・金武町での2次キャンプでブルペン入りし、12日の紅白戦で審判団に指摘された2段モーションの修正に着手した。先発ローテ&クローザー候補の2年目左腕は、急ピッチでフォームを改良する。
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さえない表情で、何度も首をかしげた。球には威力がなく、すっきりしない。ブルペンでの松井裕の険しい顔が、課題の大きさを物語っていた。
「今までのフォームの方が明らかにボールがいく。新しいフォームで、いかにその感覚に近づけて、力のある球がいくか。まだしっくりきていないです」
2次キャンプ初日のブルペンで70球の投球。すべてを、ノーワインドアップから投じた。昨季、116投球回で75四死球と制球難に苦しんだ。反省から制球力を高め、球威を増そうと、「タメと間」を生む新フォーム習得に取り組んでいたが、八回から登板した12日の紅白戦で、審判団に反則の2段モーションを指摘された。その緊急改良を図るためだった。
セットポジションのフォームは問題ないが、ブルペンでノーワインドアップを観察した木内審判員は「上げた右足を止めて、1度下げてからまた上がるように見える。これが2段モーションと見なされます」と指摘。動きを止めずに一連の流れの中で投球しなければ、反則投球(ボーク)と判定されてしまう。
大久保監督からは先発ローテ候補と同時に、クローザーとしても期待されているだけに、課題の克服が急がれる。 (山田結軌)
キャンプ日程へ
中日春季キャンプ練習試合(15日、中日3-0DeNA、北谷)中日のD8位・山本雅(四国ILplus徳島)が、4番手で七回から登板し、1回を無安打無失点で抑えた。
先頭打者には2球続けて、抜け球になったが、そこから軌道修正。犠打で走者を進められながら、低めに集め、後続を抑えた。「緊張したわけではなかったんですけどね。あとでブルペンで投げてよかったんですけど、あれがマウンドで出せなければダメですね」。それでも竜投のルーキー一番乗りでゼロを刻んだ。谷繁監督も「バタついたけど、そのあと崩れなかったのはよかったんじゃない」と及第点を与えた。
キャンプ日程へ
宮崎キャンプを訪れ、ナインの前で話す長嶋終身名誉監督(後方左は原監督)
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(78)=報知新聞社客員=が14日、宮崎キャンプを訪問した。
リーグ4連覇、そして日本一奪回を目指すナインを「これからが勝負だ。足腰を鍛え、けがをしないでやってほしい。OK!」と力強く激励した。